2.われわれ環境経営格付機構は、今回の第一回環境経営格付けの実施に当たり、企業による環境対応の一層の促進と、市民をはじめとする多くの利害関係者(ステークホールダー)への情報公開のさらなる前進を期待し、
すべてボランティアからなる格付け委員101名に対し、格付け先企業との間で、「企業理念」、「環境対応」および「企業倫理」の三分野に関し、累次のヒアリングやトップインタビューを通じ、できる限り真剣な対話(サステナビリティ・ダイアログ)を行うよう促してきた。
格付け委員の質のさらなる向上、格付け手法の一層の改善などわれわれに課された宿題も少なくないが、格付け委員による第一次格付け実施後、機構内で数次にわたり行われた「格付けリーダー会議」、「格付け判定委員会」および「提訴委員会」における熱心な討議を経て確定した
最終結果「格付けの木」は、多様なステークホールダーに対する客観的かつ明示的な企業経営判断指標のひとつとして有効であり、今後におけるステークホールダー・ダイアログの深更に資するものと確信している。
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